
<DeNA4-3巨人>◇13日◇横浜
DeNAが、今季苦しめられた巨人先発の赤星優志投手(26)を3回4失点でKOし、巨人戦の連敗を6で止めた。
3点を先制された直後の2回に度会の併殺打の間に1点を反撃。3回は2死から桑原が左前打で出塁し、佐野が同点の7号2ランを放ち、さらに宮崎の適時打で勝ち越した。
佐野は「クワ(桑原)さんがつないでくれたので、僕も後ろにつなぐ意識で打席に入りました」とコメント。宮崎は「桑原、佐野、牧の勢いそのままに次につなぐ意識を持って、スイングしました」とコメントした。
巨人赤星とは試合前時点で今季は2試合で対戦し、0勝1敗、計13回2/3で無得点。初回から積極打法で攻略した。
先発のアンドレ・ジャクソン投手(29)は2回に3点を奪われたが、3回以降は立ち直り、6回3失点でリーグトップタイの8勝目を挙げた。
ジャクソンは「今日はここ最近では、非常に状態は良かったです。ただ序盤は際どい所を打者に見逃されて、少し苦しみました。途中、頭の中を整理して、気持ちを切り替えて投球することで、持ち直すことができました」と話した。
リーグ戦再開後、週末の金曜、土曜、日曜の試合は8連敗中だったが、「魔の週末」の連敗もストップした。2位巨人との差を1ゲーム差に縮め、単独3位に立った。
シーズン前半戦は最後の本拠地横浜スタジアムでの一戦で、巨人戦の連敗を6で止めるとともに、「横浜反撃」への1勝を挙げた。