
<日本ハム4-0オリックス>◇13日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(53)がリーグトップを独走する18号ソロを放ったフランミル・レイエス外野手(30)との、ほほ笑ましいやりとりを明かした。
5回に左翼ポール際に飛び込むアーチを放った、愛称「モーレ」のレイエスが、新庄監督にアピールしてきたという。「モーレ(レイエス)も『手を離さなかっただろう』って、ものすごい目を丸くして言ってきた(笑い)」。
指揮官は1週間前の6日楽天戦後に、レイエスには「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた」と明かしていた。その理由は「どうしても左手だけで拾おうとすると、外のボール球に手を出すから」。この日のアーチも、きっちり両手でバットを最後まで振りきっていた。
それをアピールしてきたレイエスに、新庄監督は心の中で「その前の(2回の)打席で、手を離して三振しとるわ」と思ったそうだが、グッと我慢。「『パーフェクト』って言っときました」と笑顔で振り返っていた。