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【日本ハム】新庄監督「あれはおっきいっしょ」信じ合う「チームプレー」で生まれたセカンドゴロ


日本ハム対オリックス 試合後、スタッフらとハイタッチする新庄監督(撮影・黒川智章)

<日本ハム7-3オリックス>◇12日◇エスコンフィールド

日本ハム新庄剛志監督(53)が仕掛けた策が、快勝のポイントだった。「やっぱ、矢沢君と石井君のセカンドゴロ(の1点)。あれは、おっきいっしょ」。

1点先制直後の1回1死一、三塁。石井はフルカウントからの7球目、ボール気味の浮いたカーブを強引に打った。前進守備の二塁正面へのゴロ。三塁走者の矢沢は本塁にヘッドスライディングでタッチをかいくぐり、2点目を奪った。

矢沢は「サインによって僕のスタートが変わる、ちょっと難しいシチュエーションでした」と振り返る。オリックス内野陣は石井の6球目まで併殺シフト。7球目だけ、二塁太田だけが前進守備を敷いた。そこで「ギャンブルスタート」(矢沢)となった。

石井は「とにかく、ことを起こそうと。三振が一番ダメ。見逃す勇気もなかったけど前に飛ばせばヤザ(矢沢)もかえってきてくれる」と俊足の後輩を信じて打ちにいった。だから試合中の矢沢の談話は「ピンさん(石井)との、いいチームプレー」だった。

見逃せば四球で1死満塁の可能性もあったが、新庄監督は「いいんです、あれは」と肯定。「今、結果が出なくてもいいから(打席で)背筋を真っすぐ伸ばしてほしいと(助言している)。丸まっていたら空振りかポップフライ。それでセカンドゴロは生まれた」。誰もが信じ合うからこそ生まれた、試合の流れを引き寄せる2点目。これが首位を走る日本ハムの強さだ。【木下大輔】

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