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【日本代表】代表デビューで多くを学んだ綱島悠斗 代表定着へ「割り込んでいける可能性は信じて」


交流した子どもと記念撮影する日本代表DF綱島(撮影・永田淳)

東アジアE-1選手権に出場している日本代表は、中国戦から一夜明けた13日、水原市内のグラウンドで練習を行った。

この日はソウルの日本人サッカークラブを招待し、約65人の選手、約85人の保護者と交流した後に、トレーニングに入った。

前日の中国戦の先発組は軽めに体を動かすにとどまり、代表デビューしたDF綱島悠斗(24=東京ヴェルディ)はリラックスした表情で初陣を振り返った。

試合を終えた後は「韓国戦に向けて、いかに回復するかを考えていた」というが、試合での興奮が収まらず、なかなか寝付けなかったという。「プレーのことを考えちゃったり、頭の中でサッカーしてる感じで(笑い)」。その時に頭に出てきたのは、手応えと反省点の両方だった。「ある程度一番怖いところを基準にボールを持てた印象はあったのと、ヴェルディで準備してきたことを全く出せなかったかって言われたらそうでもなかったので、そこはポジティブ」と、ボールの運び方とパスの狙いには自信を持つことができた。一方で、守備面で改善が必要だと感じた部分も。「自分の前でボールを触られる回数もあったので、そこは自分がインターセプトしなきゃいけない。遅れるってことは、マッチアップの選手との距離が遠かったりとか、自分の守備に行く準備ができてなかったり、そういう細かいところはなおしたい」と振り返った。

東京Vの城福浩監督からセンターバックにコンバートされて約1年半。当初はボランチに執着し「ボランチやりてえなっていうのが強かった」という綱島だが、今では新たなポジションでやりがいを見いだしている。「めちゃくちゃおもしろいですね、サッカーは。ストッパーの立ち位置で結構試合を左右するなっていう印象を受けていて、自分自身のポジショニングひとつで(全体を)前進させることができるという特殊なポジション。そこに関してのやりがいはもちろんすごく感じている。ボランチの時は360度からだけど、最終ラインだったら自分の見えている範囲からしか相手が来ないので、そこの余裕は生まれている」。頭をフル回転させながら、後方からゲームをコントロールできることを知ったことで、前向きに取り組み続け、代表にまでたどり着いた。

ここからの生き残りのためにも、さらに力を伸ばしていく考え。「もちろん(代表常連組との)差はあるなって正直思う。ただ、そこに割り込んでいけるだけの可能性、ポテンシャルっていうのは自分自身(あると)信じている。今回の試合で思ったのは、守備の立ち位置、ポジショニング、攻撃の精度。細かいところはやっぱもっと改善したいし、もっとスピードを上げなきゃいけない。楽に自分が1番ストロングなところで体動かす、身体操作にもっと取り組まなきゃいけないなと思った」。デビュー戦1試合の経験で、多くのことを感じ取ったDFは、15日韓国戦(龍仁)でも学びを得て、さらなる成長につなげていく。【永田淳】

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