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【高校野球】修猷館・林歩、13Kで初戦突破「自分は打たせる投球。次は早いカウントで」/福岡


大牟田対修猷館 修猷館先発の林(撮影・岩下翔太)

<高校野球福岡大会:修猷館5-3大牟田>◇12日◇2回戦◇小郡

昨秋県大会4強で創部130周年のシード校、修猷館が左腕エース林歩(3年)の13奪三振の力投で大牟田に競り勝ち初戦を突破した。

2回に先制も4回に2死から林が5連打で3点を奪われて逆転された。修猷館はその裏に追いつき、8回に3安打で2点を勝ち越し。9回は林が無死二塁から3者連続三振で試合を締めくくった。

波多江憲治監督(54)は「(4回は林が)3点で踏ん張った。安心して見られる投球だった。トレーニングをしっかりして、ひと冬越して体が強くなった」とエースの成長を評価。林は「(4回から)切り替えられてよかった。(13奪三振も)自分は打たせる投球。次は早いカウントで打たせるようにしたい」と自身の投球を冷静に見つめた。

創部130周年と県内屈指の伝統校だが、甲子園には届いていない。昨秋は準決勝で西日本短大付に1-2、3位決定戦で東福岡に4-5といずれも1点差で九州大会出場はかなわなかったが、林は「甲子園は決して手の届かないところではないと思いました」。

OBはクラウドファンディングで設備充実のための資金調達を開始するなど、「130周年」の期待は熱い。波多江監督も「本当にありがたい」と感謝する。

歴史ある同校の卒業生は有名人も多数。最近では人気タレントの井桁弘恵が大活躍。「ファンです」という中道稜貴主将(3年)は「自分たちが勝ち上がっていけば会えるかもしれない。1戦1戦の積み重ね。昨年秋のベスト4といっても自分たちの力はまだまだと思っている」。井桁先輩に届けの思いも胸に秘め混戦模様の「福岡夏の陣」を戦い抜く。

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