
<阪神3-6ヤクルト>◇11日◇甲子園
阪神の連勝が11でストップした。最後は意外な幕切れとなった。
9回2死一塁から佐藤輝明内野手(26)が痛烈なライナーを三塁方向に放った。三塁に北村拓己(29)がライン方向に飛びついて地面すれすれで好捕。ダイレクト捕球と判定され、ゲームセットとなった。
だが、目の前でプレーを見ていた三塁コーチの田中秀太内野守備走塁コーチ(48)が、自軍ベンチにリクエストを要求。藤川球児監督(44)も反応して、リクエストのジェスチャーを送ったが、審判に拒否された。藤川監督もルールを理解して、うなずきながら、すぐに引き下がった。
ダイレクト捕球か否かのプレーに対するリクエストはできるが、塁審より本塁寄りの打球は対象外。三塁塁審は北村より後方に位置していた。