
<オリオールズ7-3メッツ>◇10日(日本時間11日)◇オリオールパーク
オリオールズ先発の菅野智之投手(35)が、6回4安打3失点3四球(1敬遠)2奪三振と粘りの投球で、今季7勝目(5敗)を挙げた。
前日の試合が降雨延期となり、1日スライドして中7日で臨んだダブルヘッダーの第2試合。
初回、連続長短打で無死二、三塁のピンチを背負い、内野ゴロと犠飛で2点を先行された。
それでも、2回を3者凡退に仕留めると、打線が2回に3点を奪い、逆転に成功。3回も3者凡退で切り抜けた。
4回には2四球と適時打で1点を失い、同点に追い付かれた。
5回2死一、二塁のピンチを切り抜けると、その裏、打線が2点を勝ち越し。6回を3者凡退で切り抜け、勝利投手の権利を持って99球で交代した。
防御率は4・44。
菅野は6月3日以来、6試合ぶりとなるクオリティースタート(6回以上、自責3以下)をクリアした。
スタンドには、元巨人監督で叔父でもある原辰徳氏ら家族の姿も見られた。
競り勝ったオリオールズは、ダブルヘッダーで連勝した。