
<オリックス4-0ソフトバンク>◇10日◇京セラドーム大阪
オリックスは連敗を2で止めた。
先発の東晃平投手(25)は5回2安打無失点の粘投。0-0の3回、1死二塁からソフトバンクのダウンズに内角球を左翼ポール際へ運ばれた。ソフトバンクからのリプレー検証も、判定は覆らずファウル。その後も2死満塁とピンチが続くも、最後は柳町を遊直に仕留めた。
打線は0-0の6回、中前打と四球、犠打で1死二、三塁。5番頓宮裕真捕手(28)が申告故意四球で満塁となると、紅林弘太郎内野手(23)に火が付いた。ソフトバンク松本晴の2球目、低めの変化球を完璧に捉え、左翼へ自身初の満塁アーチを決めた。これが球団通算9000本塁打。巨人、西武、ソフトバンク、中日に次いで史上5球団目となった。11日からは敵地で首位日本ハムと3連戦を迎える。
▼球団通算9000号=オリックス 10日のソフトバンク12回戦(京セラドーム大阪)の6回、紅林が打って達成。巨人、西武、ソフトバンク、中日に次いで史上5球団目。球団第1号は阪急時代の36年5月22日の大東京戦(宝塚)で山下実が記録。