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【日本代表】追加招集FW原大智 12日中国戦先発へ「選ばれて当然と思われるようなプレーを」


初練習した日本代表FW原(撮影・永田淳)

【安養(韓国)=永田淳】東アジアE-1選手権を戦っている日本代表(FIFAランキング17位)は10日、安養市内のグラウンドで練習を行い、冒頭部分を報道陣に公開した。スローインの確認では11対11に分かれ、12日中国戦(龍仁)での先発とみられる組み合わせを公開。追加招集されたFW原大智(26=京都)はシャドーの位置で先発する可能性が高まった。

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京都の万能FW原が、中国戦でいきなり先発する。11対11に分かれたメニューで2シャドーの左に入り、強さと柔らかさを兼ね備えたプレーを披露。ピッチでの練習は合流後初めてとなったが、191センチのストライカーは「ターゲットにもなると思うし、新しい代表の形としてプラスアルファできたら」と、森保監督からも期待を受けているという空中戦の強さで存在感を示す覚悟を口にした。

今季はリーグ3位の6アシストを誇り、ウイングの位置からのチャンスメークで京都の3位躍進に貢献。高さを生かしたかと思えば、裏への飛び出しを見せ、しなやかなボール運びでも相手ゴールに迫る万能ぶり。代表選出の呼び声も高かった。それでも4月25日の横浜FC戦までゴールが奪えず、19試合で2得点という結果に本人は満足していない。「得点あってのそういう(万能)選手になりたい。そこは自分の伸びしろ」。今回の代表では、その成長機会とするつもりだ。

追加招集された7日から8日の合流までは、大忙しだった。招集の連絡を受けた7日は、東京にいた。プロ2年目から続けている、体を力まずに使えるようにするための「ゆるトレーニング」を翌日にするためだった。しかし招集を受けて急きょ京都へとんぼ返り。「すぐに戻った感じです。トレーニングもできず(笑い)」。体をゆるめるどころか、移動に次ぐ移動をこなすハードスケジュールでのチーム合流となった。

ドタバタ劇の末に合流したからには、インパクトを残すつもりだ。「もちろん目指していたし、こういう形だけどすごくうれしい。選ばれて当然だと思われるようなプレーをしたい」。後からやってきた26歳が、合流の勢いそのままに、森保ジャパンにゆるやかではない、新たな風を吹かせる。

◆原大智 はら・たいち。1995年(平7)5月5日、東京都生まれ。東京の下部組織から18年にトップ昇格。21年からはクロアチア、ベルギー、スペインでプレーし、23年から京都。J1通算95試合20得点。U-18から世代別代表にも選出され、19年のU-20W杯に出場した。191センチ84キロ

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