
<高校野球埼玉大会:春日部共栄-秩父農工科>◇10日◇2回戦◇レジデンシャルスタジアム大宮
春日部共栄が34点のリードで試合を進めるも、4回表、秩父農工科の攻撃が終了したところで、両チームの選手がベンチに下がり、雷と降雨により試合が中断。約1時間30分後、継続試合が決定した。
秩父農工科学は、3年前の夏にも同球場で悪天候による2時間30分の試合中断を経験。加藤竜也監督(39)はベンチで試合再開を待つ選手たちに「(継続試合であれ)ゲームは絶対に行われるから」と声をかけたという。「自分たちにできることをやっていく」。継続試合に向けて、気持ちを切り替えた。
春日部共栄の植竹幸一監督(55)は「夏の大会を戦う上では良い経験」とポジティブに捉えた。「また、もう1試合できると思って」。頂点を見据え、気を引き締めた。
継続試合は今日11日におふろcafeハレニワスタジアム熊谷で14時開始予定。4回裏、春日部共栄の攻撃から再開される。