【高校野球】真颯館２回戦突破 エース村田匠８回完封「テンポよく制球重視」末次監督絶賛／福岡

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＜高校野球福岡大会：真颯館7－0須恵（8回コールド）＞◇10日◇2回戦◇北九州市民球場

1994年（平6）以来31年ぶりの甲子園出場を目指す真颯館が、須恵を8回コールドで下して2回戦を突破した。

エース左腕の村田匠（3年）が4安打無失点。打線も中盤から機動力を生かし、須恵を攻略した。末次秀樹監督（67）は「非常にいい試合だった。（村田は）制球重視で投手としての素質を感じる。安心して見ていられる」。昨季からエースに据え置く左腕に絶大な信頼を寄せた。

8回を無失点の村田は「今日は初回からテンポよくまとまっていた。制球重視で0に抑えられてよかった」と振り返る。昨夏もすべて試合を任されたが3回戦で敗退。「昨年の経験が大きい。チームが勝てる投球をしたい」。3回戦進出を決め、まずは昨年超えで甲子園への道をつなぐ。