グラスノー73日ぶり復帰マウンドで５回自責０ 白星ならずも「マウンドに立つことが一番大事」

ブルワーズ対ドジャース　力投するドジャース先発のグラスノー（撮影・垰建太）

＜ブルワーズ3－2ドジャース＞◇9日（日本時間10日）◇アメリカンファミリーフィールド

ドジャースのタイラー・グラスノー投手（31）が、右肩の炎症から復帰して5回1失点（自責0）と好投した。

エース格として期待された右腕は、4月28日（同29日）から離脱が続いていた。同27日（同28日）以来、73日ぶりの登板で立ち上がりを3者凡退で切り抜けると、2回は1死満塁のピンチを無失点。

1－0の5回、バウアーズを四球で歩かせると、ボークで二塁への進塁を許し、三盗に捕手スミスが悪送球で失点。不運な形で同点に追いつかれたが、5回を85球、2安打3四球1失点（自責0）5奪三振と好投した。投球を振り返り「悔しい試合になったけど、マウンドに戻れたのは良かった。とにかく投げ続けること。チームと一緒になり、マウンドに立つことが一番大事だと思う」と話した。

これで今季は6試合に登板して1勝0敗、防御率3・52とした。