
<クラブW杯:パリSG4-0Rマドリード>◇9日(日本時間10日)◇準決勝◇米ニュージャージー州イーストラザフォード
レアル・マドリード(スペイン)が予想外の大敗を喫した。パリ・サンジェルマンに0-4。そのショックは計り知れない。
今大会初の先発出場となったキリアン・エムバペ(26)は、持ち味の鋭い動きからゴールへ向かったが、パリ・サンジェルマンの堅い守りを崩し切れず。見せ場を作れないまま、大会から去ることになった。
今大会直前に体調を崩した影響が出た。その体調不良の原因は、現地報道によると鳥肉による重度の食中毒だったことが判明。胃腸炎に苦しみ、体重は6キロも減少したという。加えて気温30度を超える酷暑での試合とあって、踏んだり蹴ったりのエムバペには厳しい大会となった。
シャビ・アロンソ監督はDAZNのインタビューに「非常に強い相手だったので、うまくコントロールして試合をスタートしたかったが、開始から10分でとても厳しい状況になってしまった」と入りのミスが大敗につながったと悔やんだ。
また、後半途中から出場したモドリッチは敗退により、これがRマドリードでのラストゲームとなった。新指揮官は「彼はクラブのレジェンドであり、サッカー界のレジェンド。私は彼の元チームメートであり、そして今は監督だ。彼はマドリードで永遠に記憶されるだろう」と称えた。