starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【阪神】元助っ人ドリス再獲得へ 16年から在籍4年間で96セーブ 現在は四国IL高知でプレー


5月、甲子園での登板を振り返る高知ドリス

四国IL高知のラファエル・ドリスを再獲得へ 16年から阪神在籍4年間で96セーブ

阪神が四国IL高知でプレーしているラファエル・ドリス投手(37)の獲得に動いていることが9日、分かった。16年から4年間阪神に在籍し、球団外国人最多の96セーブを記録。球団が昨オフから獲得調査を続けてきた中、リリーフ右腕という補強ポイントに一致したとみられる。また、同じ救援右腕で今季メッツ3A所属のグラント・ハートウィグ投手(27)らも獲得候補に挙がっていることが判明した。チームはこの日も広島を倒し、2年ぶりの10連勝で首位を独走中だが、2年ぶりのV奪回へ妥協はしない。

   ◇   ◇   ◇

阪神が元虎助っ人ドリスの再獲得に動いている。右腕は現在、四国IL高知に所属。阪神2軍と独立リーグ連合が対戦した5月27日の交流試合(甲子園)でも登板し、前川をすべてフォークで3球三振に仕留めるなど1イニングを完全投球していた。試合後には「NPBに戻ることも1つのアイデア。かなわなかったとしても日本でプレーしていきたい」と日本愛を強調していたが、夢が現実となる可能性が高くなっている。

16年から19年まで阪神に在籍。17年には37セーブでタイトルを獲得するなど、計4年間で球団外国人最多の96セーブと28ホールドを記録した。20年からの2年間はブルージェイズで計63試合登板。メキシカンリーグを経て、24年から四国IL高知でマウンドに上がっていた。高知では昨季21試合36回を投げ、1勝3敗5セーブ1ホールドで防御率2・50。今季もここまで15試合登板で1勝1敗1セーブ2ホールド、防御率1・20の好成績を残し、15イニングで16奪三振、四死球3と安定感も際立っている。

阪神は現在、リーグ首位を独走中。ブルペン陣も12球団屈指の陣容をそろえている。ただ、救援右腕に関しては球界を代表するセットアッパーへと成長した四国IL高知出身の石井、湯浅に続く投手を探している最中。ここにきて来日1年目のネルソンが好調を加速させているが、勝負の夏場、終盤戦に向けて、さらに層を分厚くしておきたいところだ。そこで昨オフから獲得調査を継続し、今季も高知で活躍を続けるドリスに白羽の矢が立ったとみられる。

阪神時代の17年には当時の球団最速となる161キロを計測。196センチの長身から投げ下ろすフォークは今も健在だ。藤川監督とはカブス時代から親交が深く、補強ポイントとしてピッタリの人材といえそうだ。

◆ラファエル・ドリス 1988年1月10日生まれ、ドミニカ共和国ラ・ロマナ出身。04年に米球界入りし、11年カブスでメジャーデビュー。16年から阪神で4年間プレー。17年は37セーブでタイトルを獲得。阪神在籍96セーブは外国人最多。NPB通算208試合登板で13勝18敗96セーブ28ホールド、防御率2・49。20、21年はブルージェイズに在籍。メジャー通算103試合で6勝9敗12セーブ13ホールド、防御率4・57。24年から四国IL・高知でプレー。196センチ、106キロ。右投げ右打ち。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.