
<高校野球岩手大会:開会式>◇9日◇きたぎんボールパーク
第107回全国高校野球選手権岩手大会の開会式が9日、きたぎんボールパークで行われた。出場52チーム58校が入場行進を行った。
昨夏、2連覇で甲子園出場を果たした花巻東が先頭で入場。中村耕太朗主将(3年)が優勝旗を返還した。
選手宣誓を行ったのは、大野・葛巻・伊保内連合の葛巻の有坂昌剛主将(3年)。「私たちは野球が大好きです」と声高らかに第一声をあげた。
続けて「野球をできるのは当たり前じゃない。だからこそ野球ができる喜びを実感しています。たとえ人数が少なくとも、たとえ出身地が違っても、たとえユニホームが違っても、野球に対する思いは変わらない。連合チームでも勝ちたいという気持ちは単独チームにも負けない。ここに集った52チームの仲間と甲子園を目指して切磋琢磨(せっさたくま)して、今までお世話になった方々、応援してくださる皆さんに感謝し、最後まで諦めず魂を込めて全力でプレーすることを誓います」と堂々と宣誓した。
有坂は「悔いが無い100点満点の宣誓ができました」と胸を張った。