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【巨人】阿部監督サヨナラ勝ちシーンを「中山、頑張って走れと思って」9日は同級生高橋宏と対決


巨人対中日 9回裏巨人1死一、二塁、左前に適時打を放った代打中山(撮影・たえ見朱実)

<巨人-中日>◇9日◇福島

過去通算4勝5敗の福島県営あずま球場で東北シリーズを締めくくる。同球場では17年以来8年ぶりの開催となる。

先発マウンドは井上温大投手(24)が5月21日阪神戦以来、5試合ぶりとなる4勝目を狙う。

前夜は終始劣勢の苦しい展開だったが、2点を追う土壇場の9回に代打中山礼都内野手(23)の適時打で1点差に迫ると、丸佳浩外野手(36)がサヨナラ2点適時三塁打で勝負を決めた。

借金を完済し、勝率5割復帰となった大きな1勝をもぎとった。阿部慎之助監督(46)は「まだまだ『食らいついていくぞ』というのは全員が思ってやってくれている。必死にやってくれていますよ」と熱帯夜の一戦で躍動した選手たちをねぎらった。

中山の活躍が勝利を呼び込んだといっても過言ではない。今季はここまで29試合に先発で代打での途中出場は21試合。打率2割4分4厘も代打に限れば3割1分6厘と好成績を残す。前夜も9回1死一、二塁から中日清水の落ちきらなかった初球のフォークを見逃さずに左前適時打をマーク。丸のサヨナラ打では決して俊足ではないが、全速力で本塁を陥れた。

ヒーローの丸は「(中山)礼都の足が僕のイメージよりも進んでいなくてどうかなと思ったんですけどナイスランだったと思います」と若干、いじりながら後輩の活躍をたたえた。阿部監督も「中山、頑張って走れと思って見ていた。代打の難しさも知っていますが、ヒットをつないで素晴らしかった」と絶賛した。

中山本人も「外野も前に来ていたの分かっていたので、間抜けたら絶対ホームまでかえると思っていました。(適時打は)ああいうときに一本出せるっていうのはすごい自信にもなりますし、ああいういい投手から打てたのはこれからの自信にしてやっていきたいと思います」と次戦以降を見据えた。

中日先発の高橋宏斗投手と中山は中京大中京高の同級生。普段からも仲がいい。今季は5打数1安打。対決に注目したい。

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