
<ブルワーズ3-1ドジャース>◇8日(日本時間9日)◇アメリカンファミリー・フィールド
ドジャース大谷翔平投手(31)が、怪物ルーキーのジェーコブ・ミジオロウスキー投手(23)から31号先頭打者アーチを放った。
2ストライクから内角低めの88・2マイル(約142キロ)のカーブを捉え、中越えの31号先頭打者アーチとした。7試合ぶりの1発は、打球速度108・4マイル(約174キロ)、飛距離431フィート(約131メートル)、角度27度だった。
オールスター前に31本塁打は、並んでいた19年ベリンジャーを超え、単独で球団最多記録となった。
チームは今季ワーストの5連敗となった。
【大谷の一問一答】
-ミジオロウスキーは
「どの球種もアグレッシブに素晴らしい球種で。何よりも制球が良かったんじゃないかなと思うので。欲を言えば次の打席(3回無死二塁で空振り三振)、最悪でも進塁打をしっかり打てれば、2-0で少し違う展開になったのかなと思います」
-打線が1得点に終わった要因は
「もちろん相手が素晴らしい、素晴らしいピッチャーが投げてるっていうのも、もちろんそうですし。その中でも、さっき言ったみたいに最低限の仕事を僕自身も含めてできれば、ヒットがなくても得点できる機会っていうのは少なからずあるんじゃないかなと思うので。そういうシチュエーションをしっかりものにできれば、あとはブルペンでしっかり勝てるんじゃないかなと思います」
-6回にタッチプレーでホームに突入した
「そうですね、あれはもうコンタクトプレーなので、全力で走って、送球がそれるかどうかのプレーなので、結果的にはサードベースマンのいいプレーだったかなと思います」
ーマンシー以外にもエドマンやT・ヘルナンデスやキケ・ヘルナンデスもケガ
「幸いにもというか、そんなに長い離脱じゃないと思うので。そこは今出ている選手。前半、オールスターブレークまでの少しの期間をしっかりと粘り強く戦えてれば、先発ピッチャーもそうですけど、しっかりとした戦力が戻ってきた時に、またいい戦いができるんじゃないかなと思います」
-追い込まれてカーブを打った。100マイルのストレートがある中でどんな待ちかたで
「いつもと同じですかね。普段と変わらずに基本的にはストライクをしっかり振る。球種を問わずストライクをしっかり振って、難しいボール球はなるべく手を出さない。シンプルですけど、そこに尽きるかなと思います」
-打撃のズレを修正できたのか。工夫していることは
「今日のフォアボールもそうですし、昨日は(第3打席でボール気味の球で見逃し)三振になりましたけど、ボール自体は見極められているかなと思うので。そういう打席が増えてくれば、ヒットには自ずと近づいてくるのかなと思うので、ホームランも増えてくると思いますし、その分出塁して得点の機会も増えると思うので、クオリティーの高い打席をしっかり増やせればいいんじゃないかなと思います」