
<広島1-6阪神>◇8日◇マツダスタジアム
猛虎が強すぎる! 首位の阪神が、2位の広島に快勝し、9連勝でゲーム差を7・5ゲームに広げた。
初回に佐藤輝明内野手(26)が先制の2点適時打。中押し、ダメ押しと得点を重ね、投手陣は広島打線を1失点に抑えた。
9連勝の中身も濃く、優勝争いのライバルとなる上位球団の巨人から3連勝、DeNAから3連勝をマークし、この日は2位の広島との大事なカード初戦で先勝した。
交流戦終了時点では、2位DeNA、広島と3・5ゲーム差だったが、2位広島との差は7・5ゲーム。4位だった巨人とは4・5差だったが、8ゲームに広がり、3・5差だったDeNAとは8・5ゲーム差をつける。
昨季は、シーズン前半戦終了時点で、首位巨人から、4位の阪神までが3・5ゲーム差だったが、阪神が驚異の防御率1点台の投手陣、打率リーグトップの打者陣も好調で頭一つ抜ける。
その一方で、パ・リーグは首位日本ハムが、2位のソフトバンクと1ゲーム、3位オリックスと2ゲーム差で、大混戦の様相を呈する。