
<日本ハム8-6楽天>◇6日◇エスコンフィールド
日本ハムが同一カード3連勝で、首位をがっちりキープした。2回表までに0-4と離されていたが、2回裏に一挙6得点で一時逆転。その後、同点とされたが、7回に清宮幸が決勝6号2ランを放った。
新庄剛志監督(53)は一時逆転となった2回のフランミル・レイエス外野手(29)の満塁弾について「あのホームランは大きかったですね」と振り返った。その上で「昨日12点取ってたんで、その半分取りゃ逆転するなと思っていたので(笑い)。そしたら案の定取ってくれて」と、18安打12点の前夜に続く打線の爆発ぶりをたたえた。
さらに大砲レイエスには、ある助言をおくっていたことを明かした。「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた。どうしても左手で拾おうとすると、外のボール球に手を出すから。で、これが右手が(バットに)付いていたら、しっかり振らないといけない。フィニッシュを大事にしてほしいっていうことで。今日のホームランなんか、もうまさしく両手で打って戻す」。毎度怖いぐらい、指揮官のアドバイスがはまり、勝負どころでのグランドスラムにつながった。