
<ウエスタン・リーグ;阪神13-1くふうハヤテ>◇6日◇SGL
阪神の育成ルーキー、早川太貴投手(25)が初めて古巣相手に登板し、7回1失点と好投した。
昨年、ウエスタン・リーグに新規参入したくふうハヤテの1期生。1年間活躍し、育成契約ながらNPB入り1号選手になった。
6回に本塁打で1点を失い、悔しそうな表情を見せたがトータルでは3安打無四球と安定感が際立った。
「ツーシームとカットボールを主に、うまく引っかけさせることができたと思う。お互いによく知っている間柄。甘くいったら打たれると思っていたので、しっかりコースにいけたと思う。精度は少しずつ上がっているかな」と納得の表情を浮かべた。
シーズン中の支配下登録期限は7月末。「めちゃくちゃ意識しています。1年目が一番チャンスがあると思うので、ここでしっかりアピールして、シーズンの最後の最後でも(1軍で)使いたいと思ってもらえるように」と気合満点だった。
▽阪神川崎(20打席目でウエスタン・リーグ初安打)「素直にうれしい。長かった。みんなが僕までつなげと言ってくれたので、それが本当にうれしかった」