
<オープン戦:侍ジャパン大学日本代表-ヤクルト軍>◇4日◇神宮
侍ジャパンの大学野球日本代表選手たちが、ヤクルトの主砲の打撃にくぎ付けになった。上半身コンディション不良でファーム調整中の村上宗隆内野手(25)が試合前練習でフリー打撃を行う姿を見学。打球の行方を食い入るように見つめ、選手たちから感嘆の声が漏れる場面もあった。
春の東京6大学リーグで3冠王に輝いた立大の山形球道外野手(4年=興南)は「あんまり力を入れていないようなのに、びっくりするぐらい飛んでいた。普段から神宮を使っているので、なおさら違いを感じました」と興奮交じりに振り返った。
23年WBCでは大谷翔平投手(30)のフリー打撃にプロの選手たちがくぎ付けになるシーンがあり、当時を思い起こさせるような場面になった。