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【こんな人】初サヨナラ打阪神豊田寛の知られざる“武器”…入団後じわじわチーム内で広まる


阪神対巨人 9回裏阪神無死満塁、サヨナラの中犠飛を放つ豊田(撮影・前田充)

<阪神3-2巨人>◇3日◇甲子園

阪神豊田寛外野手(28)がプロ4年目で初のサヨナラ打を放った。2-2の9回無死満塁、カウント3-2からの7球目。巨人の守護神マルティネスの高めの直球を捉えて中犠飛で試合を決めた。

   ◇   ◇   ◇

阪神豊田には知られざる“武器”がある。捕手経験だ。名門・東海大相模には捕手で入学。そのキャリアは入団後からじわじわ、チーム内で広まった。原口がいない今の1軍では高校以上で捕手経験があるただ1人の選手となっている。

6月14日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で第3捕手の栄枝が出場した瞬間、コーチに「もしもの時はあるかもしれないから」と耳打ちされた。「10年以上前ですけど…」と苦笑いでうなずいたが、心の中では必死に祈っていた。「何もなく終わってくれ、と。プロの球なんて怖すぎますから」。高校1年で外野転向して以来、大学、社会人含めマスクはかぶっていない。ミットをはめた記憶すらない。それでも頼りにされている。代打にとどまらず先発でも存在感を見せる今季、ベンチ内の重要度は増している。【柏原誠】

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