＜明治安田J1：神戸1－0広島＞◇2日◇第5節◇ノエスタ
サンフレッチェ広島がアウェーでヴィッセル神戸に敗れた。
10試合ぶりに無得点に終わった広島だが、ミヒャエル・スキッベ監督（59）が「今日のパフォーマンスに満足はしているが、チャンスを作りながらも得点ができない試合になってしまった」と振り返った通り、チャンスの数が少ないわけではなかった。
FW中村草太（22）はこの試合でチーム最多3本のシュートを放つなど気を吐いた。
前半14分にワンタッチでコースを変えたシュートは惜しくもゴール右に外れ、後半6分にDF佐々木翔（35）からの浮き球のパスをダイレクトで狙った難しいボレーもわずかに枠を捉えられなかったが、相手の脅威になる動き。0－1とされた後の同26分にも左から決定的なシュートを狙った。
中村は悔しい敗戦に「チームとしては前節より段違いに良くなって、前に行くエネルギーもあった試合。攻撃陣が1本でも決められれば勝てると思う。あれだけ決定機がある中で決めきれないと、守備陣もきつくなる。それを何とか抜け出したい」と反省。3日に発表される東アジアE－1選手権のメンバー入りも期待される22歳は、決定力アップでチームを引き上げていく覚悟を口にした。
-【J1】４位神戸、エリキ弾で５位広島に１－０勝利／スコア詳細--https://www.nikkansports.com/soccer/news/202502120000022.html--
