
<明治安田J1:神戸1-0広島>◇2日◇第5節◇ノエスタ
ヴィッセル神戸がサンフレッチェ広島を下し、5戦無敗で3位に浮上した。
0-0の後半21分、神戸はFW宮代大聖がペナルティーエリア左手前で受けて、キープから逆サイドの裏のスペースで浮き球のパス。これを受けたFW佐々木大樹が中央へ送り、最後はMFエリキが頭でたたいてネットを揺らし、先制に成功した。
1点を追う広島は同26分にFW中村草太が左から決定的なシュートを狙ったが、惜しくも枠を捉えられず。その後も選手を入れ替えながらチャンスをうかがったが、同追加タイムのFWヴァレール・ジェルマンのヘディングも神戸GK前川黛也に抑えられ、無得点に終わった。
湿度の高い環境の中でも最後まで集中して戦った神戸は、同38分の交代で5バックに変更。堅く守って今季2度目の2戦連続クリーンシートとし、勝ち点3を手にした。