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GK8秒ルール、JFA審判委員会「GKが次のプレーアクションに行けるまでカウント始めない」


GK8秒ルールが順次適用

日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は2日、東京都内でメディア向けのレフェリーブリーフィングを開催し、2025/26サッカー競技規則の改正について詳細に説明した。

中でも注目されているのが、GKが手や腕で8秒を超えてボールをコントロールした場合に反則となり、その反則場所から近いサイドのCKが相手チームに与えられる「8秒ルール」。従来は6秒であり、反則した場合は相手のペナルティーエリア内での間接FKとなっていたが、運用が大きく変わることになった。

佐藤隆治JFA審判マネジャーが実際の運用について、映像を見せながら説明した。

例えば、GKがクロスボールをキャッチした倒れ込んだ場合、「すぐにカウントしない。次のプレーへのアクションに行けるまではカウントを始めない」(佐藤マネジャー)と強調した。倒れたGKの周りを相手選手が取り囲んだ場合も同様で、次へのアクションができる状態になってからカウント。そして主審の行動としては、5秒からは目に見えるように手を挙げ「5、4、3、2、1」と指を折りながら、声を上げて数えることが必須となる。

仮にGKを取り囲んだ相手選手が離れない場合、主審は笛を鳴らしてプレーを止め、相手選手の反スポーツ行為とみなし、GK側に間接FKが与えられる。なお、いったんカウントを始めたら止めることはできないため、主審がしっかり状況を整えた上でカウントに入ることが大事になる。「反スポーツ行為も含めてレフェリーがどうコントロールするか」(佐藤マネジャー)と話した。

既にクラブワールドカップ(W杯)で実施されているが、実際に「8秒ルール」の反則は56試合終了時点で2例ほどと混乱には至っていない。

ほかの改正事項として、主審が試合中の重要な判定はチーム代表者のキャンプテンだけに行う「キャプテンオンリー」。ドロップボールの再開方法が、従来の最後に触れた競技者側のチームへのドロップから、ボールを保持したであろう選手が明らかな場合はそちら側へドロップすることなど、国際サッカー評議会(IFAB)が決定、通達している変更点について案内した。

日本国内での適用開始日は、J1が8月9日から、J2が8月2日から、J3は8月16日から、そしてYBCルヴァンカップは9月3日からとなっている。

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