
<阪神-巨人>◇1日◇甲子園
阪神藤川球児監督(44)が進める酷暑対策で、選手が練習中にハーフパンツを着用した。ある選手は「気分的にも違いますね」と歓迎した。
7月に入った。甲子園がある兵庫県西宮市も午前中から気温30度を超えた。阪神の選手が練習でグラウンドに出ている午後2~3時30分ごろは、最も気温が上がる時間帯。試合は午後6時開始。
日刊スポーツが独自に甲子園グラウンドレベルの気温を計測した。練習時間の折り返しとなる午後2時45分現在で40・5度だった。
温度計は一塁側カメラマン席の風通しがいい場所を選び、ハンカチを下に敷いた。熱々のフェンスの上にじかに置いたら50度にはね上がった。
実際にグラウンドに下りると、心地よい風が吹くこともあったが、日差しの強さと黒土のグラウンドからはね返る熱を感じた。