
ドジャースで長年カーショーとバッテリーを組んでいたベテラン捕手のオースティン・バーンズ(35)が29日(日本時間30日)、ジャイアンツとマイナー契約を結び、ルーキーリーグに配属された。ドジャースとは同一地区で首位を争うライバルだけに、メジャーに昇格すれば手ごわい存在になりそうだ。ルーキーリーグの配属はブランクを取り戻すための一時的措置とみられる。
バーンズは、若手捕手ラッシングの台頭もあり、5月にドジャースから自由契約となっていた。巧みな捕球技術を生かし、15年から主に控え捕手、カーショー専属捕手として在籍していた。
米メディア「トレードルーマーズ」は、ジャイアンツの野球部門代表を務めるバスター・ポージー氏が捕手としての経験が豊富であるため、ベテランで信頼される捕手をチームに加えることに魅力を感じた可能性があるとした。また、長年のライバル球団ドジャースに在籍していたバーンズが、内部情報をもたらす可能性も「おまけの価値」として期待されるとした。