
<明治安田J1:東京V1-0G川崎F>◇29日◇第22節最終日◇味スタ
東京ヴェルディがホームで川崎フロンターレを1-0で下し、4試合ぶりの勝利をつかんだ。前半32分にCKからDF深澤大輝が先制点を挙げると、DF綱島悠斗(24)を中心にチームで守り抜いた。今季7勝目で15位に浮上した。町田はFW相馬勇紀の2得点もあり、アウェーで新潟に4-0と圧勝した。
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日本代表入りを目指す東京Vの綱島が、森保監督の視察する中、存在感を発揮した。3バックの中央でDFラインを統率し、コンパクトな陣形を保ち川崎Fをシャットアウト。セットプレーとなればゴール前へ上がり、188センチの高さでエアバトルを繰り広げた。昨季から3バック右に固定されたが、千田の鹿島への移籍もあって最近になって中央へ転向。城福監督が期待するのは統率力に加え、最終ラインからの長距離パスで守から攻へ状況を一変させる能力。スケールの大きな攻守を見せて勝利した。