
<ヤクルト0-6阪神>◇29日◇神宮
阪神佐藤輝明内野手(26)が12球団最速の20号本塁打を放った。20号到達は2年ぶりで、チーム73試合目での到達はプロ1年目の77試合目を抜いて最速。さらにこれで、区切りの50打点にも到達となった。
8回1死走者なし。カウント2-1から真ん中付近に来た変化球をフルスイングで捉えた。打った直後は打球の行方を見つめ本塁打を確信した様子。ソロでリードを6点とした。
▼佐藤輝が8回に両リーグトップの20号。阪神選手の両リーグ20号一番乗りは75年田淵、84年掛布、85年バース、90年パリッシュ、10年ブラゼルに次いで6人目になる。佐藤輝は5月1日に10号も両リーグトップで記録。昨年の村上(ヤクルト)が10号に続いて20号も両リーグ一番乗りしたが、阪神の選手で10、20号の両方を一番乗りは初めてだ。この日を含め、佐藤輝が8回に打った本塁打は今季9本となり、9回の2本と合わせ8、9回だけで半分以上の11本を打っている。