
<ロイヤルズ9-5ドジャース>◇28日(日本時間29日)◇カウフマンスタジアム
ドジャース大谷翔平投手(30)が、2度目の右肘手術から復帰しての感触を語った。
今季3度目の登板となった大谷は、160キロ超えの直球を連発。初回に安打と四球で1死一、二塁とピンチを招いたが、パスクアンティノをメジャー自己最速、今季球団最速の101・7マイル(約164キロ)の直球で二ゴロ併殺に打ち取った。
大谷は今季初の2回のマウンドにも上がり、3者凡退に抑えて登板を終えた。2回を27球、1安打1四球無失点1奪三振の内容で、10球投じた直球のうち、160キロ超えが5球だった。
大谷は23年9月に2度目の右肘手術。術後の投球について「1回目(の手術)より感覚は術後からすごい良かったので、術式も多少違いますし。そういう意味では1回目よりもだいぶ良かったので。ドクターとの話の中でも、戻る確率はやっぱり高いっていう話ではあった」と明かした。つづけて「球速帯だけではなくて、投げ方も含めて、まだまだちょっと改善の余地はあるとは思うので、これからかなと思います」とした。