
湘南ベルマーレは29日、DF畑大雅(23)が海外移籍の準備を前提としてチームを離脱すると発表した。
20年に市船橋(千葉)から入団した畑は、1年目から出番をつかみ、2年目以降主軸に定着。昨季は負傷もありながら30試合4得点を挙げる活躍を示していた。左右のウイングバックでプレーが可能。昨季序盤にチームが取り組んだ4バックシステムではサイドハーフにチャレンジ。豊富な運動量と圧倒的な身体能力が武器で、10代から世代別日本代表の常連だ。
昨夏は負傷もありパリオリンピック(五輪)出場を逃したが、日本代表入りへの期待も高い。今季も20試合に出場している。かねて海外志向が強く、これまでも挑戦意欲を示していたが、プロ6年目の夏にチャンスがめぐってきた。メディカルチェックなどを経て最終合意を目指す。