
<明治安田J1:清水0-2柏>◇28日◇第22節◇アイスタ
柏レイソルはアウェーで勝ち点3を積み上げ、首位鹿島アントラーズと勝ち点41で並んだ。
前半8分、左サイドでボールを奪うと、流れるようなパスワークで逆サイドに展開。ボールを受けたMF久保藤次郎(26)が右足で押し込み、先制した。さらに、同23分には再び左サイドからの攻撃を仕掛け、MF戸嶋祥郎(29)が右足で追加点。自慢の攻撃力を発揮し、試合を優位に進めた。
後半は相手に押し込まれる時間を粘りの守備ではね返し、完封勝ち。リカルド・ロドリゲス監督(51)は「後半は難しい展開になったけれど、無失点でアウェーで価値ある勝ち点3を取れた」と満足げだった。勝ち点では首位鹿島と「41」で並び、得失点差で2位につけている。それでも、指揮官は「シーズンは長いので気にすることはない。それよりも、自分たちのプレー、チームの成長、プロセスにフォーカスすることが大事」と表情を引き締めた。