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七十七銀行、全国舞台へあと1勝 新人後藤佑輔が先輩の後押し受け6回3失点


七十七銀行は、東北大会で日本製紙石巻に対してルーキーの力投で勝利を収めた。先発の後藤佑輔投手は、初回の緊張を力に変え、6回まで投げて3失点に抑えた。彼は低めを意識した投球が功を奏し、試合を作り上げた。試合後、後藤は先輩たちからの励ましに感謝し、「存分に気持ちで投げることができた」と振り返った。監督の杉森智幸も新人たちの活躍を高く評価し、都市対抗への切符取得に向けて意気込みを見せた。また、急遽正捕手を務めた越村周捕手もバットで見せ場を作り、チームに貢献した。彼は石井信捕手の穴を埋めるべく、自身の2安打4打点を誇りに思い、次戦への意気込みを語った。

七十七銀行対日本製紙石巻 先発のマウンドに上がった七十七銀行・後藤(撮影・高橋香奈)

<都市対抗野球第2次予選東北大会>◇28日◇第2代表4回戦◇宮城・仙台市民球場

七十七銀行がルーキーの力投と猛攻で全国舞台を射程に捉えた。後藤佑輔投手(22=東北工大)は「緊張もありましたけど、それも力に変えて」と先発のマウンドに上がった。2回に日本製紙石巻の佐藤に先制ソロを浴び、リードをもらった4回にも2失点したが、持ち味の力強い直球を生かして6回6安打3失点で試合をつくり、同期の沖政宗投手(22=立大)へバトンをつないだ。

仙台6大学でもまれてきた後藤だが、社会人野球のレベルの高さを痛感している。「甘い球は見逃してくれない」と、練習から低めを意識した投げ込みをし、手応えを感じている。この日も先輩たちから「尻拭いは俺たちがするから、フレッシュにやっていけ」と送り出され、「存分に気持ちで投げることができました」と笑みを浮かべた。杉森智幸監督(47)も「負けたら終わりの試合で新人ながらよくやってくれたなと思います。沖も含めて新人ふたりで勝てたのは大きい」と評価。あと1勝、はい上がって都市対抗の切符をつかむ。

○…リードの悔しさをバットで返した。正捕手石井信のアクシデントにより急きょマスクをかぶった越村周捕手(24=明星大)が2安打4打点の活躍を見せた。「自分に代わって取られた2点を返せて良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。次戦に向け「いつも石井さんにおんぶに抱っこなので、都市対抗に連れていくぐらいの気持ちでいきます」と第2代表の座へ意気込んだ。

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