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昨年準VのJR東日本東北が5年連続都市対抗出場、丸山大「プレーで引っ張っていこうと」


JR東日本東北(仙台市)が都市対抗野球の第2次予選東北大会でTDKを4-0で破り、5年連続となる出場を決めました。先発した早坂一希投手が6回2/3を無失点で抑え、打線も丸山大外野手の先制本塁打を含む10安打を放ちました。早坂は昨年からの左指の血行障がいを克服し、復帰後の好投でチームを支えました。丸山は守備と打撃で活躍し、チームを牽引。昨年の悔しさを晴らすべく、過去の準Vを超える結果を目指しています。

JR東日本東北対TDK 第1代表つかみマウンドで喜び合うJR東日本東北の選手ら(撮影・高橋香奈)

<都市対抗野球第2次予選東北大会>◇28日◇第1代表決定戦◇宮城・仙台市民球場

JR東日本東北(仙台市)が4-0でTDK(にかほ市)を破り、5年連続31回目の都市対抗野球(8月・東京ドーム)への出場を決めた。

先発の早坂一希投手(23=東日本国際大)が6回2/3、4安打無失点の好投。打っては丸山大外野手(26=亜大)の先制弾など2桁10安打で相手投手陣を攻略。昨年は準Vで頂点まであと1歩だった都市対抗で、雪辱を果たす戦いに挑む。

   ◇   ◇   ◇

「なんとしてでもゼロで抑えたい」。先発を任された早坂は全国舞台に思いをはせ、マウンドへと向かった。三振を取りたい欲を抑え、アウトを取ることだけを最優先した。TDK打線に三塁を踏ませなかった。「決勝というマウンドを任せていただいたので、一番は安心しています」。グラウンドで喜びを爆発させる仲間を見て、喜びもつかの間、安堵(あんど)した。

今年で2年目の早坂だが、昨年1月から左指の血行障がいを発症し、指の感覚がつかめず、フォームを見失う時期もあった。思うように操ることができない左手と向き合いながらできることをと野球と向き合う日々を送った。今年1月にやっと感覚が戻り始めた。復活を遂げた左腕は2次予選で2先発1救援で勝利に貢献。「最高の結果ですけど、これからまだまだ先があるので。都市対抗でも勝ちをあげられるように頑張っていきたいと思います」。昨年ベンチ外から見守った全国舞台でのチームの躍進を、今度は自分が支える。

大事な一戦で早坂の肩の荷を軽くしたのが、丸山の先制弾だった。相手投手は昨年の都市対抗で補強選手として加入し、ともにプレーした小島。「簡単には打てないだろうなと思っていたんですけど、素直にうれしいです」。今年はキャプテンを置かずにチーム一丸を図る中、5年目の丸山は「自分は発言ではなくプレーで引っ張っていこうと思っています」。2次予選では、打率6割の活躍でしっかりとチームをけん引した。好守備と猛打賞の浦林祐佑内野手(23=亜大)も「好プレーは一希(早坂投手)の真っすぐが良かったから」と謙遜しながら同期をたたえた。昨年はリードオフマンとして躍動したが、3番打者を担うことが増え「チャンスメークとチャンスで打つ。今年は打点もあげて目立てるように頑張ります」と成長した姿を東京ドームでも見せるつもりだ。

第1代表らしく胸を張って-。『勇往邁進(まいしん)』と頂点を目指す。【高橋香奈】

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