
<西武3-2日本ハム>◇28日◇ベルーナドーム
日本ハム新庄剛志監督(53)が痛恨の逆転負けを振り返った。
「惜しかったねぇ。いいゲームでしたけど。まあ、粘り強かったですよ。(8回裏の)長谷川くんのとこ、玉井くんの一番いいシュート攻めをしといてのスライダー(という配球を期待した)。最後、真っすぐですか。結果、真っすぐで抑えていたとしても、やっぱシュート、スライダーで打たれたら納得いくような場面っちゃ場面でしたね」
1点リードの8回に4番手で河野竜生投手(27)が1死二塁とされて5番手の玉井大翔投手(33)とスイッチも2死一、二塁から長谷川に逆転となる2点適時三塁打を浴びた。
打線は3回に7番万波中正外野手(25)がレイエスに並んでリーグトップとなる14号ソロを放って先制。同点とされた直後の8回には8番水谷瞬外野手(24)が一時勝ち越しの5号ソロ。試合前まで2被本塁打だった難敵の西武隅田から2本塁打も勝利につながらなかった。
「よそが打てないピッチャーを(打って)勝ちにつなげたかったですけどね。でもね、全部勝てるわけないし、全部負けるわけないし。もう今日は、生まれた時から負ける日なんですよって決まってたような、ね。そうやって切り替えていきます」
新庄式の切り替え方を披露して球場を後にした。