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【オリックス】育成出身の才木海翔がプロ初勝利 愛弟子の1勝に岸田監督「マウンド度胸がある」


オリックスの才木海翔投手が楽天戦でプロ初勝利を挙げた。登板したのは3対3の5回裏、ピンチの場面だったが見事に打者を抑えた。育成出身の彼は、岸田監督から「マウンド度胸がある」と信頼を受ける。才木は、大経大を経て育成ドラフト2位でオリックスに入団し、今季5試合登板で防御率0.00と好調を維持。勝利のボールは両親に贈る予定だ。チェンジアップと150kmの直球を駆使し、今後の活躍が期待される。チームは2試合連続で二桁安打の快勝を収め、貯金を10まで増やした。

オリックス対楽天 プロ初勝利のオリックス才木は記念のボールを手に記念写真に納まる(撮影・西尾就之)

オリックスの才木です!大卒3年目の育成出身、才木海翔投手(25)が28日の楽天戦でプロ初勝利を挙げた。3-3の5回2死一、二塁、2番手でマウンドへ。「よし、やってやるぞ」。前日27日から2連投となったが、150キロの直球で押し、最後はフォークでゴンザレスを投ゴロに打ち取った。

入団時は2軍投手コーチだった岸田監督は「マウンド度胸はありますね」と認める。1年目のオフに、ともに台湾ウインターリーグに参戦した。「それまでちょっと悩んでいたりもあった。本領が発揮されてあの子にとってすごい大きな期間だったと思う」と愛弟子の成長を見守ってきた。才木にとっては「よく見てくれている存在」。二人三脚で歩んだ2年間が実った。

ウイニングボールは両親へ渡すつもり。小学生から「どんな場面でいっても緊張するんやから、もう割り切っていくしかない」という才木家の教えが生きた。

プロ入り時、阪神才木について聞かれることも多かった。「才木さんはすごいので。よくテレビで見ていますし。追いつけるように頑張ります」。球界を代表する侍右腕は目指すところ。今季5試合に登板して防御率0・00を継続。ここから信頼を勝ち取っていく。

チームは2試合連続2桁安打で快勝。中継ぎ5投手がゼロを守った。5カード連続の勝ち越しを決め、貯金を23年以来の10とした。【村松万里子】

◆才木海翔(さいき・かいと)2000年(平12)6月10日生まれ、大阪府豊中市出身。北海道栄では甲子園出場なし。大経大を経て22年育成ドラフト2位でオリックス入団。24年5月24日に支配下登録され、同26日西武戦でプロ初登板。今季推定年俸1200万円。182センチ、85キロ。右投げ右打ち。

▽オリックス岩崎(プロ18年通算332試合目で100ホールドを達成)「時間がかかってしまった。自分1人の記録じゃないので、使ってくれた監督や、スタッフさんに感謝したい」

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