「本当に意味がわかりません」大谷翔平が初対決左腕の秘球を先頭打者アーチに実況もびっくり仰天

ロイヤルズ対ドジャース　1回表ドジャース無死、大谷は右中間に先制ソロ本塁打を放つ＝2025年6月27日

＜ロイヤルズ4－5ドジャース＞◇27日（日本時間28日）◇カウフマンスタジアム

ドジャース大谷翔平投手（30）の29号先頭打者アーチに、現地実況も驚くばかりだった。

大谷は第1打席、ルーキー左腕キャメロンと対戦。1度もバットを振らずにカウント1－2と追い込まれたが、4球目の内角78・1マイル（約126キロ）のチェンジアップを右翼席へ運び、2試合連発の29号先頭打者アーチとした。右翼席後方の滝まで届く1発は、打球速度110・4マイル（約178キロ）、飛距離429フィート（約131メートル）、角度は35度だった。

実況を担当した「スポーツネットLA」は、驚きの声を連発した。「ショウヘイが初回の第1打席でホームラン、これはもう驚きではない。キャメロンは前回登板でチェンジアップを1球しか投げていない。なのにショウヘイがチェンジアップを待っていたかのように打ったのは、本当に意味がわかりません。本当に信じられなくて、もう頭を振るしかありませんね」と左腕がめったに投じないチェンジアップの反応にびっくり仰天だった。