
<カージナルス0-3カブス>◇26日(日本時間27日)◇ブッシュスタジアム
カブス今永昇太投手(31)が左太もも裏の張りによる負傷者リストから復帰し、今季4勝目を挙げた。
敵地でのカージナルス戦で5月4日以来のメジャーの登板。1回先頭でいきなり、ケガの原因になった一塁カバーに入るプレーになったが難なくこなし、立ち上がりから順調だった。5回まで77球を投げ1安打無失点、1四球3奪三振で、今季4勝目(2敗)。防御率は2・54となった。
球団公式Xでは「shota is back!」とつづり、今永の球場入りの動画などを公開。今永は黒のTシャツにネイビーのパンツを合わせ、キャリーケースを持って球場に入った。SNSでは「クール!」「カッコイイ」「今永先生おめでとうございます!」「最高の投球を披露」「先生おかえりなさい!」など多くの声が集まった。
今永は試合後、シカゴの中継局マーキースポーツ・ネットワークなどの囲み取材で「幸せなことにチームがここまでいい戦いをしてくれたことで、リハビリから復帰した登板(という意識)ではなくて、チームがこのシリーズを2勝2敗にするんだという気持ちで臨めたので、それはすごく良かったと思います」と振り返った。