
27日のリーグ戦再開に向け、各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ交流戦のMVP、今後の見どころをお届けします。
【日本ハム】
<交流戦のMVP>
最後まで交流戦優勝争いができたのは「中島の9球」があったからだ。15日広島戦の2点を追う9回2死走者なし、カウント0-2から粘って9球目に四球。そこから同点に追いつき、延長10回の田宮のサヨナラ本塁打を誘発した。13日に今季初昇格し、8打席で3安打4四球で出塁率8割7分5厘。内外野を守りながら、やるべきことをやれる生え抜き最年長野手が刺激を与えた。【木下大輔】
<リーグ戦再開後の見どころ>
新庄監督は交流戦の“公約”「11勝7敗」をぴったり実現。「目標の数字は掲げないと、そこに向かう日々の努力がないって僕は思っている。いつもちょっと上の数字を掲げて、気づいたらちょうどその数字が多い」という指揮官が掲げた新たな指標が「後半戦に向けて2勝1敗ペースで」戦うこと。混戦を一気に抜け出すのではなく、地道に首位を堅持できるか。