
<ロッキーズ-ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇クアーズフィールド
ドジャース大谷翔平投手(30)が、ロッキーズ戦に「1番DH」でスタメン出場。4打席目は申告敬遠で出塁した。
2点リードの7回1死二塁、一塁が空いた状況だったことから申告敬遠され、スタンドからはブーイングが起こった。2死満塁からマンシーの満塁本塁打で生還した。
1回の第1打席では、カウント2-2からのカーブにタイミングを崩され、高々と上がった遊飛に終わった。
0-0の3回2死一塁で迎えた第2打席では、フルカウントからの低めのカーブを冷静に見送り、四球で出塁した。
0-0の6回無死一塁で迎えた第3打席は、初球の外角低めのツーシームを左前にはじき返し、チャンスを拡大。2死二、三塁からマンシーの内野飛球を野手が雨で見失ったラッキーな適時打でホームに生還した。
標高約1600メートルの高地に位置するクアーズフィールドは、空気抵抗が少なくボールが飛びやすいとされる「打者天国」。大谷は同球場で通算5本塁打を放っている。
エンゼルス時代には、同球場で日米通算200本塁打を放ち、前日25日(同26日)には、松井秀喜、福留孝介に続く日本人3人目の日米通算300号を達成した。
今季は試合前時点で打率2割8分9厘、ナ・リーグ単独トップの27本塁打、51打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.014。