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中4日登板のバウアーは?捕手山本のクセは? 小谷正勝氏、古巣DeNAを忖度なし徹底チェック


日刊スポーツの客員評論家である小谷正勝氏が、DeNAチームをバッテリー中心に徹底調査し、その結果を忌憚なくメモに残しました。注目点としては、山本捕手の配球パターンや、ウィックの抑えとしてのメンタル不足、投手のコントロール面での課題、左腕投手が左打者に対して適切な攻め方ができていない点が挙げられます。また、バウアーや大貫といった選手には、序盤でのつかまりや辛抱不足の問題が見られたと指摘。小久保監督との対戦では、スタメンでの戦略ミスが響いたとしています。これらの観察は、リーグ戦再開に向けたチームの改善に重要なヒントを提供しています。

6月22日のロッテ戦 2回表無死一、二塁で降板するバウアー(左)

昨季までDeNAを指導した小谷正勝氏(80=日刊スポーツ客員評論家)が、1カ月半に渡ってバッテリーを中心に古巣を徹底チェックした。貯金1の2位で再開するリーグ戦に向け、忖度(そんたく)なしで残したメモから見えてくるヒントは-。

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◆5月16日 ヤクルト戦(○8-6)捕手の山本には、2球同じボールを続ける配球のクセがある。ウィックは、メンタル的に抑えに向いていない。

◆同18日 ヤクルト戦(○10-2)東は相変わらず、特にコントロールの調子が良くない。ただ、調子が悪くても勝てる投手だ。

◆同21日 中日戦(●5-6)抑えの入江が負け投手。リズムが速い。「間」がなく1、2、3になっていて、このところ直っていない、具体的には軸が移動する時、左足の動きが気持ち、速い。このままではまた打たれる。早く直してやるか、自分で気付くか。DeNAは、左のスリークオーターを打てない。競った終盤で痛い。

◆同27日 阪神戦(●0-1)先発のケイは、相手先発の門別より調子は良かった。左バッターの近いところに、もっとストレートを投げるべきだ。外角のカットボール、スライダー、直球を集め、狙い打ちされている。

◆6月6日 日本ハム戦(●1-2)バウアーが完投負け。彼が投げるとき、ベンチは辛抱しすぎだ。

◆同7日 日本ハム戦(●4-7)今季、大貫のデキは良くない。相手に関係なく6回3失点ほどにまとめる力があるが、序盤からつかまる場面が目立つ。

◆同8日 日本ハム戦(○5-4)石田裕は、追い込んでからストライクゾーンで勝負しすぎている。相手の裏をかくのは、まず己を知ってからでいい。今は直球が150キロ台後半の時代。143キロそこそこでは、コントロールだけでは無理。

◆同13日 ソフトバンク戦(●1-4)今日は小久保監督に負けた。左腕のケイに対し、非常識に左打者を並べ、内角を捨てて外角をレフトに狙い打ちしていた。ケイは、右打者の内角は強いボールで勝負できる。左に対して、1人でも2人でも内角で勝負していれば、こういう結果にならない。互いにデータ通りの試合をした頭脳負けで、スタメンの時点でベンチが疑問に感じ、指示がほしい。

◆同15日 ソフトバンク戦(●3-4)先発の石田裕は相変わらずのピッチング。ふた回り目に入ってもストライクゾーンで勝負していては打たれる。アドバイスが必要で、周囲が悪い。

◆同20日 ロッテ戦(●1-6)ケイは自分が思っているピッチングしかできない。メジャーに残れない理由が分かった。

◆同22日 ロッテ戦(●9-10)いくら中4日で投げてくれると言っても、バウアーの内容は悪すぎる。

(日刊スポーツ客員評論家)

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