
虎のブルペン再構築へ、若き左右の両輪が加わる。20歳の左腕門別と25歳右腕の湯浅京己投手(25)がこの日、甲子園での1軍練習に合流した。
前日24日の2軍くふうハヤテ戦(ちゅーる清水)でともに1回を無失点。リリーフに配置転換となる門別啓人投手(20)は「真っ直ぐの出力を上げたり、低めに強い球というのは下にいる時にやってきたので」と腕ぶした。今季は登板8試合(先発7試合)で2勝3敗、防御率4・54。4日の敵地日本ハム戦で3敗目を喫し、5日に2軍降格していた。湯浅も「やるべきことはやれたと思うので、チームに貢献できるように頑張ります」と気合十分だ。国指定の難病から再起して20試合に登板したが交流戦終盤に失速し、16日に降格。門別とともに状態を上げての招集となった。