
<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ6-4巨人>24日◇ZOZOマリン
ロッテのドラフト1位ルーキーの西川史礁外野手が4試合連続マルチ安打を記録した。2回の第1打席では中前打で出塁。1-3の3回に1死一、二塁で右中間を破ると、快足を飛ばし三塁まで到達する積極的な走塁で同点打とした。「自分のゾーンを作ったところにボールが来たので、それをうまく振り抜くことができた」と振り返った。
2軍ではサブロー・ヘッドコーチ(当時は2軍監督)の助言でフォームを見直した。「インサイドを攻められる中で完璧に打とうとしすぎて、逆に外の球が見えなくなっていた。肩が開いて、崩されてしまう」とボールを呼び込む意識を強めている。
20日DeNA戦からマルチ安打が続き、良いイメージで交流戦を終えた。「課題もありますし、それを毎日試合が終わった後にティー(打撃)でしっかり直して、反省して。そういう日々を毎日送っていきたい」と気を引き締めた。
▽ロッテ吉井監督(交流戦を終え、若手選手たちの活躍に)「ようやくみんな自分の居場所みたいな感じでプレーできるようになってきたのかな。これも経験だと思う。またパ・リーグの強いピッチャーと当たるので、はね返すぐらいのプレーを見せてほしい」