
25日までにフジテレビ系「ジャンクスポーツ」が放送され、元楽天の銀次氏(37)が現役時代の恩師星野仙一さんとの心温まるエピソードを振り返った。
先週に続き、この日のテーマは「名将!星野仙一&仰木彬を語る会」。
銀次は現役18年間楽天一筋で、19年には球団生え抜き初の1000安打を達成。11年からの4年間は、星野さんが楽天の監督を務めていた。
銀次は結婚式の際、星野さんからパンパンに膨らんだご祝儀袋をもらった。あまりの分厚さに「余裕で100万円以上入っているだろうな。さすが監督だなあ」と感動。いざ開けてみると、1万円札が3枚、1000円札が300枚で計33万円が入っていた。星野監督が選んだ銀次の背番号「33」にちなんだ粋なサプライズ。「愛を感じましたね」と感慨深そうに振り返り、いまだに1円も使わず大切に保管していると明かした。
隣で話を聞いていた元中日左腕の山本昌氏(59)は「僕も星野監督からのプロ初勝利の賞金は、背番号の34万円でした」と話し「ごめん銀次の結婚式のご祝儀より多かったごめん」と肩をたたき、スタジオは笑いに包まれた。