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【巨人】坂本勇人“長嶋超え”1号ソロ「仕留めることができてよかった」単独歴代4位18年連続弾


巨人の坂本勇人が、6月24日のロッテ戦で今季初となる本塁打を達成し、巨人の伝説的選手、長嶋茂雄の持つ17年連続本塁打記録を超え、日本プロ野球史に名を刻んだ。坂本は今シーズン89打席で初めて一発を放ち、それは彼のキャリアで最も遅いシーズン初本塁打だった。この試合で坂本はさらに、通算安打数で西武の栗山巧と並ぶ交流戦通算337安打を記録した。今シーズン前半戦での不調から続く奮闘と、再昇格後の改善が実を結び、チームへ大きな影響をもたらした。

ロッテ対巨人 1回表巨人1死、左越え先制本塁打を放ち喜ぶ坂本(撮影・野上伸悟)

<日本生命セ・パ交流戦:ロッテ-巨人>◇24日◇ZOZOマリン

巨人坂本勇人内野手(36)が“長嶋超え”の今季1号ソロを放った。

2番DHでスタメンに入り、1回1死でロッテ先発サモンズから先制弾。内角への直球、変化球を見送って1ボール1ストライクからの3球目、甘く入ってきた146キロ直球を見逃さずに振り抜き、強い打球がぐんぐんと伸びて左中間スタンドへ届いた。プロ2年目の08年から続く18年連続弾は、巨人では長嶋茂雄の17年を超える単独歴代4位となった。

「一振りで仕留めることができてよかったです」。この日初スイングでの快音は、今季89打席目で生まれた初本塁打。6月24日でのシーズン1号は、15年5月15日ヤクルト戦(東京ドーム)での記録を抜く“最遅1号”だった。ベンチで拍手する阿部監督らに迎えられ、仲間からの「ナイスバッティング!」の声に笑顔を見せた。

プロ19年目を迎えた今季は、開幕から11試合に出場して打率1割2分9厘と不調が続いた。2度の2軍降格と昇格を経験し、再昇格後の6月10日からは1軍で連続出場を続けてきた。スタンス幅などを試行錯誤しながら改善を続けた末の一発だった。

5回には左中間を破る二塁打で、交流戦の通算安打数を337本とした。今季の最終戦で2本を加え、歴代1位の西武栗山に並んだ。苦しみ、もがいてきたシーズン前半戦。ついに出た一発、そしてプロ野球史を彩る偉業は、再浮上にかけるチームへの何よりのカンフル剤となる。【阿部健吾】

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