
ヴィッセル神戸FW武藤嘉紀(32)が、復帰に向けてランニングを開始した。
5月23日に腰椎椎間孔狭窄(ついかんこうきょうさく)で全治3カ月と発表された武藤は、徳島県内の病院で手術を実施し、リハビリをスタート。公開練習日となった24日には、神戸市内のいぶきの森球技場での全体練習終了後にピッチに姿を現し、軽くランニングした。
負傷発表から1カ月で、復帰まではここから2カ月程度要す見込みだが、吉田孝行監督(48)は「手術前は2カ月ぐらい、できる、できない(を繰り返す)という状況が続いていたので、精神的にきつかったと思う。(今は)スッキリした表情。いい状況で戻ってきてくれると思う」と復帰に向けた動きを喜んだ。
昨季リーグMVPに輝いた武藤は今季、腰痛により出場と欠場を繰り返し、4月20日FC町田ゼルビア戦を最後に別メニュー調整が続いていた。