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【WEリーグ】新潟L上尾野辺めぐみ、20年目のシーズン始動「タイトルがほしい」


WEリーグのアルビレックス新潟レディースが2025-26年シーズンに向けて全体練習を開始しました。ベテランMFの上尾野辺めぐみ選手は、タイトル獲得を目標に掲げています。今季20年目を迎える上尾野辺選手は、これまでのキャリアでリーグ最多出場記録を達成しており、シーズン前の準備に余念がありません。彼女はコンディション維持に心がけ、トレーナーのケアや接骨院での治療を活用しています。監督の橋川和晃氏は、選手たちの初日の動きを評価し、短いオフシーズンを経てのチームの準備が進んでいることに感謝していると語りました。開幕まで約1か月半、チームは好スタートを切ることを目指しています。

川村(右)と並んでランニングをする上尾野辺

WEリーグのアルビレックス新潟レディースが24日、25-26年シーズン開幕に向けた全体練習を開始した。新潟一筋で今季20年目になるMF上尾野辺めぐみ(39)が、悲願のタイトル獲得を目標に掲げた。

   ◇   ◇   ◇

「思ったよりやりましたね」。上尾野辺は初日のメニューを終えた感想を話した。パス、ポゼッションに加え、4対4のミニゲームなどを行った。「仕上がりは…もう少し待ってください、という感じ」と笑う。オフは「ほとんど何もしていない。トレーニングで走るくらい」と休息に時間を費やし、体調を整えてチーム始動を迎えた。

今季で20年目。「あっという間」と淡々と受け止める。昨季はリーグ戦20試合に出場し、なでしこリーグとWEリーグ通算最多出場記録、367試合を達成した。普段からコンディション調整には気を配る。「以前はちょっと休めば治ったケガを繰り返すようになった。そこは気を付けないと」。トレーナーのケア以外にも接骨院で治療を受けるなど、細心の注意を払う。

昨季リーグ戦の前半は先発、後半は途中出場が中心だった。「前半戦はバランスを取ることに気を付けた。後半戦は点を取りに行く時間帯に出番。前に出やすかった」とベテランらしくフィットし、使い分けた。若手のころは前線で機動力を発揮し、隙あらばゴールを狙いにいった。今は「アクションを起こしている選手を使った方がいい」。ボランチでの起用が増えたこともあり、周囲を生かすことを軸にする。

自身の変化を感じ、対応しながら年数を重ねてきた。その中で手に入れたいのがタイトルだ。「ほしいですね。本当に」。昨季は皇后杯で5度目の準優勝。リーグ戦は4位。頂点が手の届くところにあることは実感している。「勝負の年になると思う。ケガなくいい準備をして臨みたい」。決意を秘めて節目の年のスタートを切った。

○…橋川和晃監督(54)は「選手は昨年よりも動けている」と練習初日の感想を話した。開幕のアウェー長野戦(8月9日)まで約1カ月半と、インターバルは昨年より2週間ほど短い。リーグ戦は12月までに14試合の日程。「前半戦に勝負どころが来る。昨季は徐々にチームをつくっていったが、今季は頭に1度ピークをもってこなければならない」。選手がそこを理解し、コンディションを整えてきたことを感じ取った。指揮を執って3年目。「緊張感を持って、楽しさを味わいたい」と話した。

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