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【データ】阪神佐藤輝明は現在19本塁打 球団過去5人の20号両リーグ一番乗りは3人キングに


阪神タイガースの佐藤輝明内野手が、現在ホームランダービーを独走しています。彼は交流戦終了時点で19本のホームランを記録し、2位のDeNA牧に6本差をつけています。これは阪神の選手として20号両リーグ一番乗りを果たした歴史上5人目であり、過去の例からすると本塁打王のタイトルを手にする可能性が高まっています。過去には田淵、掛布、バースが同じ偉業を成し遂げた年に本塁打王に輝いています。佐藤輝は20号達成により、阪神として39年ぶりの本塁打王獲得に向けた強い位置に立っています。これまでの最高記録を超え、チームを日本一に導くことが期待されています。

室内練習場でノックを受ける阪神佐藤輝(撮影・前田充)

阪神佐藤輝明内野手(26)が、ホームランダービーを独走中だ。交流戦を終えて19本まで積み上げ、2位のDeNA牧に6本差をつけている。パ・リーグトップはレイエス(日本ハム)の14本で、10号に続いて20号両リーグ一番乗りも間違いなさそうだ。

佐藤輝は5月1日に両リーグ10号一番乗りを果たした。阪神では田淵らに次いで5人、7度目のことだったが、過去の4人(6度)は、最終的に本塁打王のタイトルは取れなかった。

だが、20号両リーグ一番乗りなら話は別だ。過去、阪神で20号両リーグ一番乗りを果たした選手は5人。そのうち3人は本塁打王に輝いている。75年田淵は巨人王の14年連続本塁打王を阻止し、84年掛布は中日宇野とタイトルを分け合った。85年バースは3冠王で初の日本一をけん引した。

タイトルを逃した90年のパリッシュと10年のブラゼルも惜しかった。パリッシュは前年にヤクルトで42本塁打でタイトルを獲得し、阪神に移籍。90年もアーチを量産していたが、古傷の左膝の状態が悪化し、8月にシーズン途中での退団、帰国が決定。その時点でトップだった本塁打も28本でストップし、最終的に中日落合が34本塁打でキングになった。ブラゼルは巨人阿部と同日に20号一番乗りを果たし、終盤まで激しい争いを展開。ブラゼルは10月5日、チーム142試合目に2発を放ち47本に。だが、同日に巨人ラミレスが48号を放つ(最終49本)。ブラゼルは残り2試合で積み上げられず、涙をのんだ。

パリッシュやブラゼルがタイトルを逃したこともあり、阪神選手の本塁打王は86年のバース以来出ていない。佐藤輝は20号も両リーグ一番乗りを果たし、球団39年ぶりの本塁打王へ、さらに独走状態を固めたい。【記録室 高垣誠】

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