
川崎フロンターレの日本代表DF高井幸大(20)が今夏、イングランド、プレミアリーグの強豪トットナムに移籍する可能性が高まった。24日、英「BBC」が報じた。
昨夏のパリオリンピック(五輪)に出場し、同年9月には26年ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選でA代表でビューした20歳について、すでに500万ポンド(約10億円)で獲得合意したという。来月にも海を渡る。
トットナムは、かつて横浜F・マリノスを率いたポステコグルー監督が今季限りで退任。来季からトーマス・フランク監督が指揮を執る。リーグ戦は17位に沈んだが、欧州リーグ(EL)を制しており、来季は欧州チャンピオンズリーグ(CL)への出場権を獲得している。
高井は昨年から継続的に代表選出されて急成長を遂げた。4~5月に行われたアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを封じてさらに評価を高め、クラブ関係者は「10億円でも安い」と話していた。ボルシアMGなど海外複数クラブからの争奪戦となっていた。