
<日本生命セ・パ交流戦:DeNA9-10ロッテ>◇22日◇横浜
DeNAローワン・ウィック投手(32)が史上22人目の3者連続3球三振の「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成した。9-10と大荒れの一戦で、1点を追う8回に登板。先頭のロッテ山本を155キロで見逃し三振に仕留めると、続く西川へ3球連続直球で空振り三振。最後は代打藤岡を156キロ直球で見逃し三振に仕留めた。
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▼1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテ3回戦(横浜)の8回、山本、西川、藤岡を3球三振に仕留めて達成。今年4月5日石山(ヤクルト)以来22人、24度目で、DeNAでは79年6月16日平松、91年8月28日佐々木、01年5月1日河原に次いで4人目。また、外国人投手では11年5月24日ウルフ(日本ハム)18年5月16日、23年6月6日モイネロに次ぎ3人、4度目となり、セ・リーグの助っ人では初めて。
◆イマキュレートイニング イニング3者連続3球奪三振は大リーグで「イマキュレートイニング」と言われる。英語の「イマキュレート(immaculate)」には「完全無欠の」「汚れのない」の意味がある。